【アメリカインターンシップ in SDSA ⑦】女子サッカーを文化へ、サンディエゴ・パルセイロ・レディースの挑戦。

Hello. Everyone!
皆さんこんにちは!
 
マネージャー・トレーナー科の中道順菜です。

『アメリカインターンシップ in SDSA』ブログ第7弾です!
前回のブログはこちら👇
【アメリカインターンシップ in SDSA ⑥】アメリカの祝日『メモリアルデー』とは?
  

4月からここアメリカ・サンディエゴに来させて頂き、帰国まで残り1週間になろうとしています。
 
今回は、先日行われたサンディエゴ・パルセイロ・レディース最終戦のレポートをお送りします。
 


6/29(土)
vs ASC San Diego @ Madison High School

当日揃ったメンバーは、NCAA Division1(アメリカで最もレベルの高い大学リーグ)でプレーをしている選手が夏休みに入りチームに合流したことで、リーグ戦開始当初から顔ぶれがガラリと変わっていました。
 
選手たちは、シーズン最終戦ともあり緊張した面持ちでウォーミングアップに向かって行きました。
 
試合が開始し、18分、Tally Romaine選手が先制点を奪うと、更に1分後、再びTally Romaine選手が2点目を決め、チームを勢いに乗せました。
 
最終戦ともあり緊張した面持ちをしていたチームメイトも、前向きなプレーが前面に出るようになりました。
 
2019アメリカ第7回_1
  
チーム一体となった攻撃と守備でボールが繋がっていき、43分、前半終了間際に森本琴音選手が今シーズン初得点となるゴールを押し込み、前半を3-0とリードのまま折り返しを迎えます。

2019アメリカ第7回_2
 2019アメリカ第7回_3
 
後半、相手も力を見せつけ一点を返されるも、最後まで闘い抜き、勝利を飾ることができました!
 
フルタイム:San Diego Parceiro 3-1 ASC San Diego
 
 
 
リーグ戦8試合を通して、最終チーム成績は1勝7敗。 なかなか思うように結果が出せずもがいていた選手たち。
そんなチームの状況を一転させたのはステファニー監督でした。
 
最終戦前の練習最終日、ステファニー監督から選手とスタッフ全員に直筆の手紙を受け取りました。

そこに揃って書き留められていたのは、“Make Each Day Your Masterpiece =毎日を人生の最高傑作の日としよう”という言葉でした。
 
今出来ることを全力ですること。
日々成長をし続けることの大切さ、そして監督の想いに気付かされた選手たちは、さらにチーム一丸となって闘おうという明るい雰囲気に包まれました。
 
勝利への原動力として、全員の胸に刻まれた監督の言葉があったのかもしれません。
 
最終戦で1勝を勝ち取ったことは、来シーズンに向けて第一歩になったかと思います。
 
 
また、シーズンを通して、いくつか課題も見えました。
 
課題の一つとして、所属するWPSLで闘う上でのチーム作りです。
 
WPSLは5月〜7月までの3ヶ月がシーズンとなっています。
 
そのため、このリーグの鍵となるのは、短期間でいかに“組織力”を磨きあげられるかにあります。
 
大学生を中心に構成するチームが多い中、選手はそれぞれ大学の夏休み期間に合わせて合流するため、常に同じメンバーで練習することができません。
 
実際に、初戦メンバーと最終戦メンバーでは半分以上の入れ替わりがあり、チーム作りの難しさを感じました。
 
 
組織という面から、今シーズン対戦したチームを見てみると、
 
・30年以上続く伝統あるチーム
・アカデミーを持つクラブがユースチームとしてリーグに参入したチーム
・元アメリカ代表を中心に組み立てるチーム
・日々練習を重ねている社会人チーム
 
といったように徹底したチーム作りがなされていました。
 
 
対して、サンディエゴ・パルセイロ・レディースは2年目とまだまだ駆け出しでありながらも、リーグ内では唯一、日本人選手が在籍しているチームでもあります。
 
今シーズン在籍した日本人選手は3名。高い足元の技術を得意とする日本人選手。
そして、フィジカルによる粘り強い守備を得意とする海外選手。
 
お互いに良い刺激となっていた様子でした。
 
高め合える環境が生み出す化学反応は、今後のシーズンでも他のチームには無い強みとなると感じました。
 
最後に、来シーズンに向けての意気込みをチームマネージャーの関風汰さんが語ってくれました。
 
「勝負に対しては常に貪欲でなくてはいけないが、どんなフィールドでも活躍できる人づくりを目指している。
そのため、プロ選手になるのは、あくまで過程だということを忘れてはならない。
今後、日米だけでなく、多様な国から選手を受け入れたいと考えている。
チームの中で国際交流を経験し、全員が広い視野を持って行動することで、サンディエゴ・パルセイロ・レディースがひとつの“文化”として価値を見出せるよう、チームのために邁進していきたい。」
 
未知の可能性を秘めたチームに来シーズンの活躍を期待しましょう!
 
2019アメリカ第7回_4(ステファニー監督に勝利の水掛けをする選手)
 
2019アメリカ第7回_5(左:チームマネージャーとしてチームを支えたSDSAスタッフ関さん/右:ステファニー監督)
 
2019アメリカ第7回_6(サンディエゴ・パルセイロ・レディースを応援宜しくお願い致します!)


 

随分長くなってしまいました…。
最後まで読んで下さり有難うございます。
 
ここまで本当に多くのことを学び、人生の転機となる経験をさせて頂いております。
 
皆さまにお会いする際、成長した姿をお見せできますよう最後まで努めてまいります。
 
次回、ついに【アメリカインターンシップ in SDSA】のブログが最終回を迎えます!
 
担当は中原です。 お楽しみに!