卒業生インタビュー

ジュビロ磐田 サッカーコーチ

JAPANサッカーカレッジに入学して
サッカーコーチを目指そうと思った。

ジュビロ磐田 サッカーコーチ
阿部 直樹
(山形県/山形城北高校出身)

サッカー歴を教えてください

幼稚園のときにモンテディオ山形の試合を見に行ったのがサッカーを始めたきっかけでした。スタジアムが家から近いこともあり、地元のスポーツ少年団に入ってからはサッカー漬けでしたね。中学年代からユースまでモンテディオ山形の育成組織でプレーし、その後JAPANサッカーカレッジのコーチをされている有田(一矢)さんの紹介で入学しました。

指導者を目指したきっかけは?

ユースで同年代の摂津颯登(モンテディオ山形)がGKとしてチームで初めてトップに昇格した年、自分の限界を知り、プレーヤーとしてプロへの道は断念しましたが、『サッカーに関わる仕事がしたい』という想いが消えることはありませんでした。そこでチームのスタッフの方がJAPANサッカーカレッジ出身ということで色々とお話を聞かせていただき、進学に至りました。学校では実践で学ぶことも多く、今を振り返っても進学は間違いじゃなかったと思います。

指導者を目指したきっかけは?

現在の業務内容は?

ジュニアサッカースクール、巡回指導が主な活動となります。そのほかにジュビロ磐田のU-15チーム(4会場4チーム)の一つ、「ジュビロSS 浜松」の2年生のアシスタントコーチを務めさせていただいています。3月の期間は春休みだったので、いつもとは違うスケジュールでした。遠征やキャンプ、イベントに帯同しましたが、食事の支度など初めてのことばかりで何も分からず大変でした(苦笑)。

経験が活きたと感じたことは?

実習に尽きると思います。JAPANサッカーカレッジでは2年目に審判、座学でのコーチング論を学び、3年目には現場での実践が主となります。実際にクラブチームの6年生を任せてもらい、自分が試合・リーグ戦、練習のすべてを管理しました。そしてクラブの上の方からフィードバックを日々いただき、年間を通じてブラッシュアップを繰り返すことで、多くの貴重な経験を積むことができたと思います。

指導で大事にしていることは?

今はサッカースクールで下の年代の子どもたちを指導する機会が多いので、ちょっとしたことでも褒めてあげるように意識しています。子どもたちは何が良いプレーなのか分からない。ですから理由なく褒めたり、指導する側の基準がブレていては意味がない。そこはしっかり理念を持ってやるようにしています。

今後の目標は?

目指すのはトップチームのコーチですが、今はあらゆることを一つでも多く経験して吸収していきたいです。まずはJFA 公認B級コーチライセンスを取得したいです。また、子どもたちが心からサッカーを楽しめる環境をつくってあげられるよう、これからも努力を続けていきたいと思います。