サッカートレーナー専攻科3大秘密兵器～Push編～

皆さま、こんにちは！

サッカートレーナー専攻科教務の稲辺勇登です。

 

今年のゴールデンウィークは皆様いかがお過ごしでしたでしょうか？
緊急事態宣言もありお家でゆっくり過ごされた方が多いのではないでしょうか。

JSCも例年通りであれば、全カテゴリーが練習試合や合宿を組んだり公式戦を戦ったりと多忙な時期でしたが、今年はすべてのトレーニングが中止となりました。

その分、各選手は自宅でできる筋力トレーニングやボールトレーニングを行い、いつ再開しても大丈夫なように体を整えてくれています。

 

さて、話は変わりますが、先日のブログで学生たちの筋力測定をご紹介いたしましたが、その中で最新の測定機器が使用されておりました。

今回はトレーナー科で使われている「Push」という測定機器をご紹介させていただきます。

Pushとは体やトレーニング器具に装着し使用するスピード計測機器です。
スマホのアプリと連動させることで様々な測定を行うことができます。
具体的にどんな測定ができるのか、

トレーニングや動作の速さやパワー、距離を数値化することができます。

これだけ聞くと少しわかりにくいかもしれませんが、
ジャンプの高さやスクワットの動作の速さ、キックの時の足の振りの速さを正確に測ることができます。

この数値を測定できると、実際のプレーにつながるトレーニングを指導することができるのです。

例えばスクワットを上げる時のスピードは足の速さと比例するというデータがあります。

スクワットジャンプのスピードを加速度計で測定した様子をご覧ください。

こちらの選手はスピードが速い選手の様子です。

では、もう一つ見てみましょう。

この選手はスピードが遅い選手です。

機器に出た数値は『加速度』を表しているため、

『数値が大きい＝スピードが速い』

ということになります。

もし足が速くなりたい選手は、スクワットのメニューにスピードの意識付けをすることで、アプローチができるかもしれません。

 

他にもベーシックな筋トレだけでなく、自由度の高い運動(キックや投球動作)などの計測もできるため様々な動作のデータをとることが可能です。

学生たちは現場でPushのような機器を使いながら、選手へのフィードバックをできるように学びトレーニングをしていきます。

 

サッカートレーナー専攻科では様々な最新機器を実習で使い、学ぶことができます。

常に学生と一緒に最新の医学知識を共有できるように頑張っていきます！

 

もしサッカートレーナー専攻科について気になることや聞いてみたいことがあれば、

オンラインで個別学校説明会も実施していますので、ぜひ気軽にご相談ください！

 

それでは皆さま、体調には十分気を付けてお過ごしください。