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【ワダサカ論】vol.15

vol.15 アマチュアリーグのサポーター

 

Jリーグに続き、JFL以下のアマチュアリーグでもリーグ開幕(再開)を迎えました。我々JAPANサッカーカレッジも先日、北信越リーグ開幕戦を戦い、運よく勝利を収めることができました。

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JFLでは、入場者数が1000人入ると多い方です。J3入りを目標とするチームは、「ホームゲームの観客動員年間平均2000人以上」というのがJ3入会基準の一つとしてありますので観客が1000人以上入いることが多いですが、企業チームだと入場者数が1000人いかないことがほとんどです。天皇杯で何度もJリーグクラブに勝利しているHonda FCでさえ例外ではありません。

 

競技場も小さいところが多いので、1000人も入ると「今日は多いね」という声が聞こえてきます。友人、家族が来ていればすぐに見つけられます。前にも一度書きましたが、私が以前JFLで監督をしていた時、スタンドからの野次に反応してしまい、観客と睨み合ったこともありました。他の観客から「監督、落ち着いて!」という声をもらいました。

 

JFLJリーグに比べるとスタジアムの雰囲気がのどかな感じはありますが、それでも各チームに熱心なサポーターがいて、ありがたいことにほぼ全試合の応援に来てくれます。

Jリーグと同様に、全国リーグなので移動範囲も広く、本当に大変だと思います。私が昨年まで在籍したFC大阪でも九州、東北などの試合では、応援に駆け付けたサポーターが1人という事もありました。その方は1人で試合終了まで大声出して応援してくれました。何回かそういった試合があったと記憶しています。遠方でのアウェーゲームでなかなか勝てなかったのですが、駆け付けてくれたサポーターが1人の試合で勝利を収めた時は、どの試合よりも嬉しかったです。

FC大阪はホームゲームでもそれほど観客が多いわけではないので、そのサポーターの顔も覚えますし、試合前後に話をすることもよくありました。電車で偶然会って(試合か何かの後だったと記憶しています)30分くらい話しながら移動したこともありました。Jリーグではなかなか考えられないことですが、これはJFLのポジティブな一面だと思います。サポーターの声を直接聴くことができるのは本当に素晴らしいことです。

以前指揮をしたMIOびわこと対戦した時は、顔見知りのMIOサポーターの方にも声をかけていただいて試合後に話をする機会もありました。

 

アマチュアリーグでも心からチームを愛し、応援してくれるサポーターの方は人数こそ少ないですが、どのチームにも必ずいます。地元のチームだから応援するという方が多く、Jリーグが掲げる「地域密着」をしっかり実行できています。活動としては地味で、人数は少ないですが日本サッカーを支える大きな存在といえます。チームを愛するサポーターのみなさんにはこれからもそれぞれのチームを支えていってほしいと思います。

皆さんの地元にもたくさんチームがあるはずです。お気に入りのチームをぜひ見つけてみてください。