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教えて新嘉坡(シンガポール)〜第1回 アルビレックス新潟シンガポールの歴史について〜
みなさんこんにちは!
昨今世界中でコロナウイルスの影響がありますが、アルビ・Sも第3節のブルネイDPMMとのアウェイゲームが延期になるだけでなく、4節以降、当面の間はシンガポールリーグにおいても無観客試合が決定したようです(以下詳細をリンクとして添付します)。
http://www.albirex.com.sg/ja/archives/39835/
幸いアルビレックス新潟シンガポールのクラブスタッフおよび選手には、今のところ感染が疑われるような報告はありませんが、今後も十分に注意してもらいたいものですね…
そして本日、日本時間20:45〜SPL第4節vs Tanjong Pagar戦がありますので、どうぞお見逃しなく♪(リンク内にインターネット配信もあります)
http://www.albirex.com.sg/ja/archives/39832/
さて、話は変わりますが、皆さんはどの程度SPLのこと、そしてシンガポールのことをご存知でしょうか??
SPLにはどんなチームがいて、どのくらいのレベルで、どんなサッカーをしているのか…
いや、そもそもシンガポールってどこよ!?って人もいるかも知れませんね。笑
そこで、そんなシンガポールとSPLにまつわる情報を複数回に渡ってご紹介していきたいと思います!!
第1回目のテーマは【アルビレックス新潟シンガポールの歴史について】
アルビレックス新潟シンガポールが発足したのは、日韓ワールドカップが開催された2002年からおよそ2年後の2004年。
当初は、アルビレックス新潟の若手の選手が試合経験を積むことを目的としてシンガポールリーグ(当時はS・リーグ)に参戦をしていましたが、今では経営的にもアルビレックス新潟から独立して活動を続けています。
そんなアルビレックス新潟シンガポールが初めてタイトルを手にしたのが2011年。シンガポールカップという国内でのカップ戦のタイトルを手にし、2015年には同じくリーグカップ優勝と海外招待クラブを含めたシンガポールカップでも優勝を果たしました。
そして2016年、悲願のリーグ初優勝を飾るとともに、リーグカップ、シンガポールカップ、さらには前年度のシンガポールカップ優勝チームとリーグ優勝チームが開幕戦でタイトルを争うコミュニティーシールドでも優勝を果たし、なんと前人未到の4冠を達成。
さらには2017年も続けて4冠を達成し、リーグカップが無くなった2018年シーズンでは3冠、そしてリーグ戦に関しては無敗優勝を成し遂げるなど、圧倒的な強さを誇っていました。
強さが強さを生むサイクルの中で、2016年には同年得点王に輝いた河田選手がアルビレックス新潟へ完全移籍を実現し(現徳島ヴォルティス)、2017年には同じくその年の得点王に輝いた佐野選手のロアッソ熊本(現パルセイロ長野AC)を皮切りに、総勢4名がJリーグへの完全移籍を果たすなど、【SリーグからJリーグへ】の確かな「道」を残してくれました。
2018年以降、シンガポールリーグの呼称がSPLへと変更になるだけでなく、外国人枠の制限や所属選手の年齢制限、さらにはシンガポール人の最低所属人数などが設けられたことによって、難しいシーズンを送ることを余儀なくされていますが、SPL内でも元アルビレックス・Sの選手が助っ人外国人として数多く所属するなど、日本人選手の質は高い水準を保っています。
このようにアルビレックス新潟シンガポールは、今でこそその強さを確立していますが、その道程は決して平坦なものではありませんでした。
そして、今の立場は今の選手達だけで作り上げたものではなく、これまでアルビレックス新潟シンガポールに関わってきたすべての人が積み上げてきたものの上に立っていることを忘れてはなりません。
だからこそ、今アルビレックス新潟シンガポールへインターンシップに参加している学生たちにも、【自分がクラブの歴史の一部であることの自覚】を持ってもらった上で、日々を過ごしてもらいたいものですね。
ということで、今回はここまで!!
次回をお楽しみに♪
ps.益田選手★お誕生日おめでとう★
インターンシップ参加中の益田選手