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【アメリカインターンシップ in SDSA ④】アメリカ唯一の日系クラブ、「サンディエゴ・ゼストFC」開幕戦!
Sunday, May 19, 2019
Hello. Everyone!
皆さんこんにちは!
マネージャー・トレーナー科中道順菜です。
『アメリカインターンシップ in SDSA』ブログ第4弾です!
前回のブログはこちら👇
【アメリカインターンシップ in SDSA ③】アメリカでの私生活を大公開!
本日は、SDSAが運営する男子サッカーチーム “サンディエゴ・ゼストFC”(以下SDゼスト)について紹介します!
SDゼストとは…
2016年に設立され、今年度でシーズン4年目を迎えました。 所属リーグは、アメリカサッカーリーグの4部にあたるUSL League Twoです。
別名、プロサッカー選手育成リーグとも呼ばれ、アマチュアサッカー界で最高峰のリーグでもあります。
(米国サッカーリーグそして大学スポーツについて、後日詳しく書くこととします。)
チームの強みとして、米国1部MSL (プロにあたるメジャーリーグサッカー)から4部USL League Twoまで200以上存在するチームの中で、唯一、日系資本で運営されているチームだということです。
サッカーを通して日米の架け橋となるという使命を持ち、日本人選手の受入れやアメリカ人選手が日本でプレーする機会の創出を行っています。
今シーズンは2名の日本人選手が加入しており、アメリカはもちろん、韓国、フランス、オランダ、コロンビアと国際色豊かな面々が揃っています。
選手達はアメリカから世界へ通用するプレイヤーを目指し、日々練習に励んでいます。
先日5/11(土)、リーグ開幕戦を迎えました。
私たちも試合の運営に携わらせていただいたので、
試合前の準備と試合当日の様子を共有していきます。
開幕2週間前…
ユニフォームが到着し、本格的に準備が始まりました。
平日はオフィスでの業務があるため、業務終了後より準備を行います。
所属リーグロゴのプレス作業、選手証の作成、用品の管理など各自分担して進めるなかで、
私はSNSの企画立案から配信までを担当させて頂きました。
今回は日本人選手のインタビュー動画、そして開幕に向けてチームのプロモーションビデオを企画し作成を行いました。
普段の業務から心掛けていることですが、
特にSNSにおいては、いかに世界に向けてプロモートするか、というところを求められました。
そこで、私は以下のような提案をしました。
・画像ではなく動画を用いる
→観てくださる方にチームや選手の雰囲気や魅力を感じてもらう。
・インタビューでは母国語で話してもらう
→英語と日本語字幕を付け、対象の国を絞らず多くの人に見てもらう。
これらの点を踏まえて作成していくなかで、1番大変だったのは字幕を付けることでした。
言葉のニュアンスを伝えるには、直訳では上手くいきません。
英語はもちろん、日本語も勉強する必要がありそうです笑
苦戦しながらも上司の方や中原と寺門にもサポートして頂き、なんとか配信までやり遂げることが出来ました。
業務を行いながら、語学力はもちろん、一人の社員としても日々成長する機会を得ています。
(宜しければご視聴・フォローの程、宜しくお願い致します!)
Twitter: @SDZestFC
Player's interview #20 Shizu Yohena
https://twitter.com/SDZestFC/status/1128876456837181440
開幕戦プロモーションビデオ
https://twitter.com/SDZestFC/status/1127010164836429825
試合当日…
開幕戦はホームであるMadison High Schoolでの開催でした。
朝5時半にオフィスへ向かい、荷物車へ積み込みから始まりました。
驚いたのは、相手の分のタオルを用意していたことです。
聞くと、アメリカではアウェイチームのことをビジター(Visiter)といい、このリーグにおいては、タオルだけでなく、ガロンやボトルそしてアイシングの氷まで、全てホームのチームが準備する決まりになっているそうです。
また、遠方から来るチームは前泊するのは日本でも同様かと思いますが、 その際に泊まるホテルもホームチームが用意します。
こういったリーグの規則の違いを実際に触れられるのも貴重な経験です。
2時間前会場入り。
テント設営、ガロンとボトルの準備、バナーの設置などを行いました。
あっという間に時間は流れ、試合が開始しました。
対戦するのは開幕2連勝と勢いのあるSan Francisco city FC。
初戦ともあり、スタッフ陣も含め選手も少し緊張している様子でしたが、
前半0-0と立ち上がりは順調。
選手が死闘を繰り広げるなか、
MyCujooの配信、Twitterでの速報配信、写真撮影、タイムキーパーにスコアシートの作成など、私達も運営に全力を尽くしました。
後半、惜しくも先制点を許すも、途中交代したランデン・カールソン選手がサイドでボールを受けると、GKを含めた3人抜き去りゴール!
結果はそのまま1-1の引き分けで開幕戦を終えました。
試合終了後には、チームは手応えを掴んだ様子で笑顔が見られ、次戦へと繋がる試合になったかと思います。
最後に…
この試合の運営に携わったSDSAの社員は私達インターン生を合わせて7名。
JAPANサッカーカレッジのホームゲームに尽力して下さっている人がいかに多いか、どれだけ支えられているかをいつも以上に感じました。
学校にいた時はマネージャーとして現場に立つことが多かったですが、 インターンシップを通して、試合を創り上げる運営、広報といった、新たな視点からチームを観ることができました。
今後もJAPANサッカーカレッジで学んだことを活かし、そしてアメリカで多くのことを学び吸収し て、広い視野を持ってチームマネジメントが行えるよう邁進してまいります。
次回は中原です!
お楽しみに!