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B.LEAGUE初代事務局長 葦原様オンライン講義【ビジ盛り会】

みなさんこんにちは!

サッカービジネス科1年の西川です。

 

ここ新潟は11月に入り、寒さが厳しくなってきております。みなさんも体調管理には、十分お気をつけください。

 

今回は、10月30日に行われた「ビジネス科を盛り上げる会」主催の第4回目の講義についてお話します。

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4回目となる今回は.・・・B.LEAGUE 初代事務局長 葦原一正様に講師としてお話していただきました。

 

葦原様は、B.LEAGUEの立ち上げだけでなく、横浜DeNAベイスターズの立ち上げなど、長年スポーツ業界で従事されています。

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さて、みなさんはB.LEAGUEについてどれくらいご存じでしょうか?

 

B.LEAGUE(正式名称:公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール)は、2015年に設立され、B3リーグまで含めると、現在47チームが参加しています。Jリーグ初代チェアマンの川淵さんが設立に携われたこともあってか、参加条件の中には、「チーム名に地域名を加える・ホームタウンを設定する・ライセンス制度を設ける」などJリーグと類似している点も見受けられます。

 

そのB.LEAGUEですが、設立以降、入場者数・リーグ収益・クラブ収益は右肩上がりで推移し、業界全体の市場規模は3倍となるなど、著しく成長しています。

 

講義では、そのB.LEAGUEの立ち上げのお話や、B.LEAGUEで行っているスポーツマーケティングのお話を中心に、スポーツ業界にとどまらず、他の業界に通じる様なことまでお話いただきました。

 

その中から、私が気になった内容をいくつかご紹介します。

 

1つ目はB.LEAGUE設立の際「脱バスケ」を掲げたことです。バスケットボールリーグを設立するなら、設立メンバーには、バスケット経験者を!と考えると思いますが、メンバーを選ぶ際、未経験者・若手を積極的に採用したそうです。

B.LEAGUEの魅力のひとつに“会場の演出が作り出す非日常の空間”が挙げられると思います。それを作り上げるには、そういった方々の、バスケット以外の知識が必要であると納得しました。

 

2つ目は、データを重視しマーケティング展開していることです。ファンの中でも会場に来たいと考えている人はどれくらいいるのか?観戦者の性別割合は?お客様の特徴や傾向は?など、様々なデータを収集・分析し、そこからターゲットやポイントを絞り、マーケティングを展開しているということでした。

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また葦原様の「スポーツビジネスは、協会・リーグによるコントロール(ガバナンスの構築)が大事」というお考えは、長年スポーツ業界に携わり、野球界にもご尽力された葦原様ならではのお考えで、とても説得力がありました。

 

講義の中では、B.LEAGUE開幕時の映像も拝見させていただき、選手の華麗なプレーや迫力、演出の華やかさなど、映像からでも伝わるアリーナの雰囲気に圧倒され、実際にアリーナに行ってみたいと思いました!

 

そんなタイミングで、私達サッカービジネス科1年生は、12月にBリーグ観戦が予定されています。アリーナでどんなことが体験できるのか⁈今からとても楽しみです。

 

みなさんもBリーグ観戦に行き、選手のプレーと、演出による非日常空間を味わってみてはいかがでしょうか?

 

最後に今回、このような場を設けていただいた「ビジネス科を盛り上げる会」の皆様、そしてお忙しい中、ご講義していただいた葦原様に感謝申し上げます。