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新たな伝統へ 『 バディシステム 』という概念
こんにちは。
コーチ審判専攻科・サッカーコーチ研究科担当の板垣です。
今回のブログは、我々の学科で最近取り組んでいる内容です。
この取り組みは、我々の学科が海外研修に行った際に、出会えたものをようやく形として取り組んでいる内容です。
そして、この取り組みは…スタッフから強制的に行われているものではなく、学生自身が自発的に行っていることをスタッフも認め、お互いがお互いで協力し合い、学び合うというものです。
2017年の海外研修で出会ったもの…
それは、オランダの学校で取り入れらている『 バディシステム 』という子どもたち同士でサポートしながら学校生活を送るというものでした。
この研修のコーディネートを一手に引き受けてくださった、金子和也という素晴らしい方との出会いで『 バディシステム 』の存在を知ることになりました。
金子和也さんは、現在オランダ在住ということもあり、オランダでの子どもたちの教育環境について ” 生 ” の声を聴くことが出来たことが、今回の取り組みにも繋がっています。
『 バディシステム 』ということがオランダの教育環境に存在することを知り…我々の学科に積極的に取り入れていく必要があると考えて…はや3年…
本来は、2019年度から始動するはずだった内容だったのですが…
様々なことを考えていく中で…足踏みする形になってしました。
その大きな理由が… ” 日常 ” に『 バディ 』という概念を学生に植え付けるか?という仕掛けに時間が掛かってしまいました…
It was a long time ago …
私、板垣が子どもの頃のお話です。
私が子どもの頃は、近所のお兄さんやお姉さんが一緒に集団登校したり…
一緒に遊んでくれたり…
これから来る夏休みには、お泊り会という名の地域行事があったり…
そういった先輩(お兄さん・お姉さん)から、たくさんの事を教えてもらったのを覚えています。
そして、自分が大きくなったら…自分が教える番…という循環がありました。
現代の学生世代は、様々なことが豊かになったことにより…私の子どもの頃のような環境とは違うものになっているということをも踏まえ…
可能な限り強制的に行うのではなく…半永久的に学生間で作り上げられる ” 習慣 ” にしてほしいということで…
自主的に学生自身が学生同士で築き上げて伝統になるように進んでいくように…
そういったアプローチを数年かけて取り組み…
学生が自主的に『 バディ 』を組み…様々な学びや情報交換をしたり、時には、一緒に食事にいったりもしているようです。
この『 バディシステム 』という ” 習慣 ” が、我々の学科の伝統になっていってくれることを期待しています!!
それでは次回のブログまで…
☆Chao☆Ciao☆
★Maharo★