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【卒業生紹介】ジュビロ磐田で働く持永さんにインタビュー

2023シーズンは、Jリーグ60クラブ中58クラブで卒業生が活躍中!卒業生インタビュー

今回は、【ジュビロ磐田・ホームタウン共創部】で働く、サッカービジネス科卒業生の持永さんにインタビューしました。

ジュビロ磐田に就職することになったきっかけ、現在の仕事内容、JAPANサッカーカレッジを進学先に選んだ理由など、たくさんお話を聞いてきました!

 

持永さん_インタビュー

 

新卒でJリーグクラブに就職して2年目!今のお仕事は?

2年目の今年は、『ホームタウン共創部・ホームタウングループ』に所属しています。

業務内容はホームタウン活動に関わる全般で、試合観戦招待、スタジアム見学対応、選手の小学校訪問、学校に配布するリーフレットの企画・編集などがあります。

地域の方々と関わることがとても多い仕事ですね。

試合スケジュールにもよりますが、基本的には日曜日と月曜日の週休2日制で働いています。

 

リーフレット

(持永さんが企画・編集した小学校に配布されるリーフレット『ジュビロキッズ』)

 

「ここで働いていて良かった!」と思えることはありますか?

試合観戦の招待で、小中学生が初めてスタジアムでJリーグの試合を観戦し、その後も継続して観戦に来てくれるのは、とても嬉しいですね。

また、いつも観戦に来てくださっている方が、スタジアム見学に参加されて、感動してくださったり楽しそうにしてくださったりしているのを見るのも嬉しいです。

地域の方々とたくさん関われるので、とてもやりがいがあります。

 

働いていて、大変だな…と思うことはありますか?

1年目の時は、まだ仕事の全体像が把握できていなくて、業務も固定されていなかったので、仕事のスケジューリング・組み立てを行うことが大変でした。

2年目はそれが少しずつできるようになったかなと思っていますが、ホームタウンの広域化で、更に関わる方々が多くなり、クラブとしての優先順位を、どのようにつけて仕事を進めたらいいのかを判断するのが難しいですね。

入社して1か月くらいたった時から、毎日の仕事内容をメモしています。後からメモを見て思い返して、次はもっと良くなるようにと自分で考えるように意識しています。

 

今、クラブが取り組んでいることで注目ポイントはありますか?

今年、ジュビロ磐田はJリーグ昇格30周年のメモリアルイヤーです。

30周年記念マッチに向け、JR東海道本線の広告ジャック、駅やショッピングセンターでのチラシ配りなどを行っていました。

ホームタウンが広域化されたので、今までよりも多くの方に試合を観戦していただきたいですね。

私個人としては、次の40周年のメモリアルもここで迎えられるように、いろんな経験を積みながら、関わり続けていきたいと思っています。

 

ジュビロ磐田30周年記念サイトはこちら

 

JAPANサッカーカレッジ在学中の活動内容について教えてください

アルビレックス新潟では、ホームゲーム時のメディア受付対応を担当していました。

普段あまり関わらないメディアの方々への対応を学ぶことができたことは、就職後、ジュビロでもメディア対応をする際に役立っています。

また、JAPANサッカーカレッジのサッカー専攻科チームのクラブ運営を行う実習では、イベント部に所属をしていました。

応援メッセージを集めてグラウンドや選手ロッカールームに掲示したり、チームのマスコット・ジャッピーの生誕祭イベントなどを企画して実施しました。

また、地元が静岡県ということもあり、防災に関心があったので「防災士」の資格を取り、地域の小学校の授業の中で「防災サッカー教室」という、防災訓練・防災啓発にサッカー教室を組み合わせたイベントも実施しました。

イベント企画・運営を一から学べたことや、行政の方々との関わりを持てたことは、今のホームタウンの仕事でも活かされていると思います。

 

JAPANサッカーカレッジで学んでよかったと思うことを教えてください!

サッカーのことをしっかり学べたことが良かったです。

Jリーグ規約、Jリーグ理念、ホームタウン活動の意義などを授業で学ぶことができ、Jリーグクラブで働くための基礎的な考え方が身についたと思います。

また、同じサッカー業界を目指す人たちと一緒に学べたことも良かったです。

年上の同級生もいる中で、まわりの頑張りが刺激になり、自分も結果を残したいと考えるようになりました。

コーチやマネージャーを目指すほかの学科の学生とも、授業やイベントなどで関わることがあり、サッカー経験のない私にとってはとても新鮮で、視野が広がるきっかけにもなりました。

 

持永さんは静岡県出身ですが、地元のジュビロ磐田に就職したきっかけは?

サッカービジネス科2年生の11月に、学校の先生のつながりからインターンシップに参加する機会をいただきました。

期間は1週間ほどだったのですが、いろいろな部署で経験をさせてもらいました。

運営部ではJリーグ最終節の試合準備、広報部ではユースのプレミアリーグの写真撮影、営業部ではホームタウンとの取り組み強化の話し合いなどに参加させていただきました。

1週間のインターンシップ終了後にクラブから電話をいただいて、「採用面接を受けてみませんか?」と提案をいただき、面接を経て採用となりました。

 

サッカー業界を目指す方にメッセージをお願いします!

私がJAPANサッカーカレッジを選んだ理由は、できるだけ早くサッカー業界で働きたかったからです。

地元の大学からサッカー業界を目指すこと、地域のことを学べる学科に進学することなども考えました。

ですが、サッカー業界への就職のチャンスはいつ来るかわからないので、早いうちに就職の準備をしてチャレンジできるようにしておきたいと思い、JAPANサッカーカレッジへの進学を決めました。

JAPANサッカーカレッジは、自分が目指すサッカー業界へ即戦力として就職するための学びができ、サッカー業界を中心に、様々なつながりができやすいところです。

サッカーを仕事にしたいと思って、これから進路選択される方々も、自分がやりたいことをしっかり学べて、就職につながる環境を選んでほしいなと思います。

 

ジュビロ磐田_持永さん