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アルビレックス新潟 クラブ経営実践論
みなさん、こんにちは。サッカービジネス科の土屋です。
今回はクラブ経営実践論の内容について紹介します。株式会社アルビレックス新潟 運営・スクール本部 運営部 岩男智也様にご講義していただきました。
アルビレックス新潟 運営部の三本柱について
三本柱とは、競技・セキュリティ・ホスピタリティの三つで成り立っています。
その中で私が印象に残った競技についてお話します。競技とは時間に関わるタスクでクラブに反則ポイントが加算されてしまうかもしれない重要な業務です。ウォーミングアップから選手入場、試合開始まで時間が細かく決められており、キックオフ時間を遅らせることが出来ません。そこで、選手登録・メンバー表の提出など時間に関わる業務をコントロールすることで最高のパフォーマンスを発揮できる環境をつくっています。今までサポーターとして試合を観戦していた私としては知ることがなかったので裏側の緊張感や大変さに驚きました。
また、セキュリティはお客様が安全安心なスタジアムで観戦していただけるように、ホスピタリティはお客様が初めから最後まで勝敗に関係なく笑顔で楽しく観戦していただけるようにといった重要な業務を運営部は行っていてクラブに欠かせない部署だと感じました。
JAPANサッカーカレッジ卒業生として
岩男様は、JAPAN サッカーカレッジ サッカービジネス科を昨年度卒業されています。
その中で、たくさんのアドバイスをいただきました。サッカー業界は特殊な業界であるということです。研修などがないため就職した次の日からは業務を任され、やりながら仕事を覚え、分からないことは聞かなければいけません。このお話を聞いたとき、待っててはいけない、積極的にいかなければいけないのだと感銘を受けました。
また、ゴールへと近づくためには、かみ砕いて逆算して何をすればよいかを考えるとおっしゃていました。何事にも取り組む際には、逆算をして考えることが重要であると感じました。
さいごに
今回は運営の三本柱という事で運営の細かなことまでお話を伺うことができ、これから先アルビレックス新潟試合運営実習を通して自分自身の成長につながる貴重なお時間を過ごすことができました。
岩男様のお言葉で特に印象に残ったことがあります。それは、他クラブの取り組みや他スポーツの取り組みを吸収するということです。私は好きなチームのアウェイ遠征に行っていたため、他クラブの取り組みを実際に見ることができました。
この言葉をお聞きしたとき、自分には一つ武器があるのではないかと思い自信に繋がりました。これから先、JJクラブや一般企業へのインターンに取り組んでいく中で自分が今まで吸収してきたことを還元していけるよう日々取り組んでいきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに。