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第6回 アルビレックス新潟クラブ経営実践論

 

みなさん、こんにちは。サッカービジネス科1年の峯山です。

今回は第6回クラブ経営実践論の内容について紹介します。株式会社アルビレックス新潟 総務部 総務課 速水衛様に講義をしていただきました。

 

 

オレンジバナー掲揚活動

この講義では、アルビレックス新潟がサポーターと一緒に行っている活動についてお話していただきました。今回はその中から2つを紹介します!1つ目は、オレンジバナー掲揚活動です。この活動は約10年前にサポーター発信で始まった活動です。バナー作成の募金活動からバナーのデザインまで、サポーターが自ら行っています。掲揚には新潟市建設課の許可が必要で、スポーツ振興課を通して街全体でアルビレックス新潟を応援したいという想いを伝えたことで実現することができました。毎年取り付けを有志で行っており、バナーの作り直しや掲揚方法の改善を続け、より強固なものとなっています。

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病院内ビューイング

2つ目は病院内ビューイングです。「スタジアムに行きたくても足を運べない入院患者に試合の雰囲気を楽しんでもらい、元気になってほしい」という想いから10年ほど前に始まりました。この活動ではクラブスタッフやサポーター有志だけではなく、病院スタッフやボランティアスタッフ、新潟大学のサークルであるアルビレックスプロジェクトなど、多くの方の協力を得て行っている活動です。クラブマスコットが参加したり、選手のバナーを掲載するなど、病院にいながらスタジアムにいるような雰囲気を楽しめます。

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さいごに

 

前回に引き続き、速水様から大変貴重なお話を伺うことができました。ここでは紹介することはできませんでしたが、このほかにもアルビレックス新潟はサポーターと一緒になって様々な活動を行っています。

 

私が講義の中で印象に残っているのは「サポーターがなぜここまでやってくださるのか?」と最後に話されていたことです。これは、自分たちの住んでいる地域である新潟自体やそこに存在するアルビレックス新潟に対する愛情だけでなく、クラブとサポーターの距離感が大切だと話されていました。サポーターそれぞれが他人事ではなく自分事としてクラブに関わっているからこそ、サポーター発信となって様々な活動が行われているのです。また、クラブとサポーターだけに限らずいろいろな人を巻き込んで活動を行っています。

これからビジネス科1年はアルビレックス新潟のインターンが始まります。今回の講義で学んだ「他人事ではなく自分事として考える」ことを活かして、それぞれが自分事としてアルビレックス新潟に関わっていけるようにしたいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のブログ更新もお楽しみに。

 

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