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アルビレックス新潟 クラブ経営実践論
みなさん、こんにちは。サッカービジネス科1年の加納です。
今回はクラブ経営実践論の内容について紹介します。
株式会社アルビレックス新潟 強化育成本部 育成部 アカデミーダイレクター 梅山修様にご講義していただきました。
アカデミーについて
アカデミーは、将来トップで長く活躍するプロ選手の選手育成、社会人のリーダーたる人材の人間教育、より良い社会に貢献する行動の社会貢献を育成理念として掲げています。スタイルの一貫性を図り、アカデミーとトップチームで一貫体制をとっています。
トップチームとの連携
良い選手とは
サッカー選手として…技術、状況判断、フィジカル、戦術理解、スピード、インテリジェンスなど
プロサッカー選手として…見ている人に何かを伝えられる選手。どんな相手でも、どんな状況でも屈しないしなやかなメンタル、チームのために戦う闘争心
一人の人間として…協調性、献身性、積極性、向上心、責任感など、モデルとなる人間性
の三つがあげられました。
技術委員会が行っている取り組みとして、ターゲット選手の選考/選出/状態共有、トップ昇格に向けたプランニング、リクエストポジションの共有、キャリアパス戦略を行っています。
強化方針
●新潟のスタイルとは
・攻守に主体的であること
・リズミカルでテンポの良いパス回し
・応援するサポーターに支持される攻撃的なスタイル
・最後まで粘り強く、勝利をあきらめないハードワーク
・ボール保持は目的ではなく、勝つための方法論
●選手獲得・育成方針
・仲間のために、チームのために戦うことができるか
・クラブの目指すスタイルに適応できるか
・適正バランスを重視
以上が強化方針として定められています。
さいごに
今回は、梅山様から大変貴重なお話を伺うことができました。
梅山様は講義の際に、「その子を育ててどのようにその子を価値のある選手にするか」とおっしゃっており、将来を見据えた育成方針を立てることが重要なのだと感じました。私も育成や指導に関わる機会があった際には、選手を第一に考えていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のブログもお楽しみに!