アルビレックス新潟 経営管理本部施設管理部 部長/ビッグスワン所長　若杉爾様によるクラブ経営実践論

こんにちは、サッカービジネス科１年の杉浦です。

本日は９月５日に行われたアルビレックス新潟の経営管理本部施設管理部部長、ビッグスワン所長である若杉爾様によるクラブ経営実践論についてお話しします。

 

主な大会・イベントのメリット

各大会・イベントを行う際のメリットを１つずつ紹介します。まずは、Ｊリーグです。メリットは、試合数が多いため収入が見込めることです。次に、アマチュアの大会・イベントです。メリットは、県の施設であり、県民のために活用されるということです。続いて、コンサートです。メリットは、全国から来場することで地域活性、地域のＰＲに繋がることです。最後に、サッカー日本代表です。メリットは、広告看板が多いことで収入が見込めることです。

芝生について

ビックスワンの芝生は冬でも枯れない冬芝（西洋芝）を利用しているそうです。種類はベレニアルライグラス、ケンタッキーブルーグラス、トールフェスクの３つです。利用可能期間は原則３月から１２月の９か月間となっており、年間利用日数は４５日から５０日前後となっています。

 

スタジアムの課題

スタジアムの課題は主に４つあるそうです。１つ目はスタジアムの老朽化。２つ目はフィールド照明のＬＥＤ化。３つ目は平日の利活用。４つ目は大型イベント、大会の誘致。特に１つ目のスタジアムの老朽化は、屋根の鉄骨、手すり・テーブル席の脚などが塩害が原因で錆になったり、各所劣化による補修が課題として挙げられています。

さいごに

今回大変お忙しい中、若杉様にはビックスワンの施設管理について貴重なお話を沢山していただきました。選手、来場者が気持ち良くプレー、観戦できるように細部までこだわりスタジアムを管理しているのがとても印象的でした。

 

なお、若杉様は定年により退職されるとお伺いしましたので、花束を贈呈させていただきました。

サッカービジネス科としては、歴代の先輩たちも含めて約20年間もお世話になりました。4月入学式直後のビッグスワン見学ツアーでのご説明や授業で様々なクラブへの思いを教えていただきました。

 

若杉様は、アルビレックス新潟の立ち上げ時代からの苦労を乗り越え、日本屈指のクラブへと成長させたと思います。これにより、JリーグやWeリーグのホームゲームやイベントで質の高い経験の場を提供してくださっていることに対して、心より感謝申し上げます。

 

今まで本当にありがとうございました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。