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サッカークラブにおける広報部の役割
こんにちは!サッカービジネス科1年の松井琉菜です。
本日は11月21日に行われたアルビレックス新潟の事業本部広報部の佐藤大輝様によるクラブ経営実践論についてお話します。
クラブ広報としての大前提として...
クラブの広報部としての大前提は、サポーターが知りたいことを適切なタイミングで伝えることです。
例えば、選手の加入・移籍情報や新グッズの情報、チケットの価格などの情報です。その他にも選手・クラブの魅力を知ってもらうために積極的に発信したり、サポーターの皆さんに親近感を感じてもらえるようなことも発信しています。
アルビレックス新潟における主な広報業務とは?
試合時の主な業務は、取材メディアのコントロール対応や会場イベントを各種SNSで発信したり、“Inside of ALBIREX”の動画撮影、編集やインタビュー対応、試合後のコンテンツ更新などを行っています。
試合時以外では、取材メディアとのインタビュー調整や選手への説明と取材の可否決定、日時調整や公式サイトでのニュース配信、SNS発信、ピッチでのトレーニング対応、オウンドメディア用の動画撮影、編集やクラブハウス内でのインタビュー対応が主な業務です。
佐藤様が気にして心がけていること
主に6つあります。
1つ目は、選手の気持ちを配慮することです。30人も選手がいればいろんな性格の人がいるのでその人に合った接し方などがあります。
2つ目は、取材をお願いするタイミングです。選手の立場にたって、今は話しかけないでほしいなどの感情を汲み取ってあげて適切なタイミングで選手に取材などをお願いします。
3つ目は、ロッカールームなどの際どい部分の動画を撮影するときです。事前に監督などにどんな撮影を行いたいのかを相談し許可をもらいます。撮影の際は選手に配慮して撮影します。
4つ目は、選手との距離感です。広報部は選手と一番多く接する部署です。全選手たちと業務以外に何気ない会話などをして距離感を保てるようにしています。
5つ目は、試合時の感情コントロールです。試合に勝っても負けても平常心を保って自分のやることをしっかりとやるように感情をコントロールしています。
6つ目は、演技力です。選手の加入・移籍情報などを聞いても外部に漏らさないために知っていても知らないふりをしています。
さいごに
今回は広報部佐藤様に「サッカークラブにおける広報部の役割」についてご講義いただきました。広報部はクラブの魅力や所属選手たちの魅力をサポーターの方々やクラブを知らない方たちの伝えることができる重要な役割を果たす部署だと思います。また、実習の時には見ることができない業務なども多くありました。
個人的には、内部実習である北信越フットボールリーグでの広報部の業務に活かすことができることもあったので取り入れてみたいなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!