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プロのサッカーコーチになるには資格が必要?仕事内容やスキル、年収、将来性などを解説

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近年、日本のサッカー人口は300万人以上にものぼり、2000年と比べ2倍以上に増加している状況です。また、海外で活躍する日本人も増え、プロのサッカー選手を目指す人も増えました。そんなサッカー選手の育成を担うのがサッカーコーチです。

しかし、サッカーコーチがどのような仕事で、どうやってなるのか詳細をご存じない方は多いでしょう。本記事では、サッカーコーチになるにはどうすればよいのか、仕事内容やスキル、年収、将来性などをご紹介します。

 

サッカーコーチとは

監督イメージ

サッカーコーチとは、サッカーの技術、戦術、ルールを教え、選手の技術向上やチームの勝利を目指して練習メニューの作成や指導を行う人のことです。選手や子どもたちが楽しくプレーできるようにサポートし、上達や困難を乗り越える手助けをすることが最も大切な役割とされています。

ただし、コーチには多様なタイプが存在することも覚えておかなくてはなりません。例えば、選手のモチベーションを引き出すコーチやピッチ上で論理的に指導するコーチ、実技が得意でプレーで手本を示すコーチ、情熱的なコーチ、戦術知識が豊富で理論的に教えるコーチ、そして計画や組織立てが上手なコーチなどが挙げられます。

 

サッカーコーチの種類

サッカーコーチと一口に言っても、その種類は多種多様です。ここでは、おもなサッカーコーチの種類をご紹介します。

 

・監督:チーム全体の戦略を決定し、試合の進行を監督するサッカーコーチです。監督はチームの全体的なパフォーマンスを向上させるための戦略を立て、選手の選択、トレーニング、試合中の戦術などを決定します。

 

・ヘッドコーチ:監督の下で働き、選手の日々のトレーニングを管理するサッカーコーチです。ヘッドコーチは選手の技術的なスキルを向上させるためのトレーニングプログラムを設計し、実施します。

・アシスタントコーチ:ヘッドコーチを支援し、特定のタスクを担当するサッカーコーチです。選手のパフォーマンスの分析、トレーニングセッションの準備、選手との個別のフィードバックセッションなどを担当します。

 

・GKコーチ:ゴールキーパー専門のサッカーコーチで、ゴールキーパーの技術と戦術を向上させるためのトレーニングを提供します。公認ゴールキーパーA級からC級までの資格があります。

 

・テクニカルコーチ:試合や練習における、チームや選手個人の映像データをまとめ、プレー分析を行うサッカーコーチです。試合結果だけにフォーカスするのではなく、「なぜこの結果になったのか」「改善・改良すべきポイントはあるのか」「次に対戦するチームはどのようなプレーをするのか」といった、さまざまな情報を集めて分析し、チームスタッフや選手にフィードバックを行います。分析コーチやアナリストとも呼ばれるサッカーコーチです。

■関連動画:Jリーグクラブのアナリストの仕事は? https://youtu.be/Wi7gmOxE6zo

 

・フットサルコーチ:フットサルの指導者として活動するための公認フットサルB級とC級の資格があります。C級はサッカーの公認C級コーチ以上を持つ人が受験することが可能です。

 

サッカーコーチの働き方

サッカーコーチには、本業を持ちながらボランティアで教えるコーチから、プロとして報酬を得ながらプロリーグのコーチを行うコーチまで幅広い存在がいるのも特徴です。

 

・ボランティアコーチ:報酬を得ずにサッカーの指導を行うサッカーコーチです。多くの場合、地域のアマチュアクラブや学校のチームで活動しており、サッカー愛好者や地域の子どもたちにスキルや戦術を教えています。

 

・セミプロコーチ:他に本業を持ちながら、 サッカーの指導でも報酬を受け取っているサッカーコーチです。具体的には、アマチュアクラブや地域リーグのチームでの指導などが挙げられます。選手たちのスキル向上やチームの戦術をサポートし、試合や練習を指導します。

 

・プロコーチ:サッカーの指導のみで報酬を得ているサッカーコーチです。Jリーグや他のプロリーグのクラブで指導を行うサッカーコーチだけでなく、アマチュアのタウンクラブのサッカーコーチ、サッカースクールを運営する企業のサッカーコーチなども含まれます。プロコーチは、セミプロコーチ同様に、選手たちのスキル向上のためのトレーニング、チームとしての戦術の考案・選択、試合の準備などを担当し、チームの勝利やクラブの成功に貢献します。

 

また、サッカーコーチは選手個々の技術向上だけでなく、チームワークの向上、選手のモチベーション管理、試合中の戦術指示など、多岐にわたる役割を担うのも特徴です。そして、選手たちがサッカーを通じて成長し、楽しむことをサポートする重要な役割を果たしています。

 

サッカーコーチのおもな仕事内容

作戦盤を使用してのコーチング_2サッカーコーチの主な仕事内容は、以下のとおりです。

 

・練習メニューの作成
・練習計画の見直し
・試合映像の分析
・スケジュールの決定
・公式戦へのチーム・選手登録事務(おもにプロリーグ以外)
・試合相手のマッチメイク
・遠征の計画
・HPやSNSの管理※主にタウンクラブ(プロは広報スタッフが行う)
・保護者対応やクレーム対応

 

それぞれの内容を確認しておきましょう。

 

練習メニューの作成

サッカーコーチは、選手の技能や→スキルやレベル、チームの戦略・戦術に合わせて、練習メニューを計画することが仕事です。基本的なドリルから高度な戦術演習まで、多様なトレーニングが含まれます。

また、選手の体力や健康状態を考慮し、過度な負担がかからないように配慮しながら、効果的な練習スケジュールを組み立てなくてはなりません。サッカーコーチは選手の成長を促進するために練習メニューを作成する際、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。具体的には、以下のようなポイントに留意が必要です。

 

●ポジションごとのトレーニング
サッカーのポジションごとに異なるスキルや役割があります。例えば、ゴールキーパーはシュートストップやゴールキックに特化したトレーニングが必要ですが、フォワードはシュート精度やスプリント力を向上させるトレーニングが重要です。そのため、サッカーコーチは、選手のポジションに合わせてトレーニングメニューを考案しなくてはなりません。

 

●戦術的な要素の組み込み
チームの戦術や戦略に基づいて練習メニューを構築します。例えば、カウンターアタックを重視するチームであれば、スプリントやパスの正確性を重点的にトレーニングする必要があります。戦術的な要素を考慮して、実際の試合で必要とされるスキルを強化することも、サッカーコーチの重要な役割です。

 

●年代・カテゴリーごとの違い
若い選手と成熟した選手では、当然ながらトレーニングのアプローチが異なります。成長段階に合わせて適切なトレーニングを選択し、選手の発育に配慮しなくてはなりません。また、ジュニアチームとプロチームではトレーニングの内容も異なります。

 

●試合前後のトレーニング
アマチュアサッカークラブや、高校生や中学生などアカデミー年代のチームでは、専任のフィジカルコーチがついていないことが多く、サッカーコーチが試合前のウォーミングアップを行い、試合後にはクールダウンや回復トレーニングを実施します。選手の体力やコンディションに合わせて、試合前後のトレーニングを組み立てることも大切です。

 

練習計画の見直し

サッカーコーチは、定期的に練習の成果を評価し、目標達成に向けて計画を見直すことも仕事の1つです。選手の進捗や反応を観察し、必要に応じて練習内容を調整することで、チームの成長を促進します。

 

試合映像の分析

試合の映像を分析することで、自チームの強みと弱点を把握し、改善策を立てるのもサッカーコーチの仕事です。また、対戦相手の戦術や選手の動きを分析し、次の試合に向けた戦略も練らなくてはなりません。

なお、専門職であるサッカーのアナリスト(テクニカルコーチ)は、映像やデータを用いて戦術を分析し、選手やチームのパフォーマンスを向上させる重要な役割を果たします。試合映像を詳細に観察し、戦術的な洞察を提供することで、チームの戦略を練り、成功に貢献することが仕事です。また、アナリストは選手の動きや相手チームの特性を分析し、次の試合に向けて戦略を立てる役割も担っています。

 

スケジュールの決定

試合や練習の日程を計画し、チームの活動計画を管理するのもサッカーコーチの仕事です。選手の休息時間や移動スケジュールなどが含まれ、チームのパフォーマンスを最大化するためのバランスを取る必要があります。

 

公式戦へのチーム・選手登録事務(おもにプロリーグ以外)

公式戦へのチーム・選手登録は、サッカーコーチにとって重要な業務です。選手の氏名、生年月日、ポジションなどの情報をリーグや大会の規定に従って提出し、選手の資格を確認します。試合前には出場資格を再確認し、試合後には公式記録の確認なども行います。

 

アマチュアリーグや地域リーグでは、コーチが登録手続きを担当することもあります。選手登録は正確性とタイムリーな対応が求められる重要な役割です。なお、プロリーグのJリーグやWEリーグでは、サッカーコーチ以外のチームスタッフやクラブスタッフがおもに行っています。

 

試合相手のマッチメイク

適切な対戦相手を見つけ、適切なタイミングでトレーニングマッチ(練習試合)を組むことは、選手に多くの経験を積ませることで、チームの成長に貢献するため、サッカーコーチにとって重要な役割です。戦略的に練習試合をスケジュールし、チームにとって有益な対戦を計画する必要があります。

 

遠征の計画

遠征試合の際には、移動計画や宿泊施設の手配など、サッカーコーチにはロジスティックの管理が求められます。選手が最良の状態で試合に臨めるよう、細部にわたる計画を立てなくてはなりません。なお、遠征の各種手配は、JリーグやWEリーグ、JFLでは、チームマネージャーの仕事になっていることが多いです。

 

HPやSNSの管理 ※おもにタウンクラブ(プロは広報スタッフが行う)

チームのWebサイトやSNSを通じて、チームの活動や成果を発信するのもサッカーコーチの仕事です。ファンや関係者とのコミュニケーションを図り、チームの知名度を高められます。なお、HPやSNSの管理は、おもにタウンクラブのサッカーコーチが担うケースが多いです。プロの場合、広報スタッフがその役割を担います。

 

保護者対応やクレーム対応

選手の保護者や関係者からの問い合わせや要望に対応することも、サッカーコーチの重要な役割です。サッカーコーチは、選手が安心してプレーや練習に集中できるよう、保護者との良好な関係を築くことが求められます。

 

サッカーコーチは、これらの業務を通じて、選手個々の技術向上だけでなく、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献し、選手たちがサッカーを通じて成長し、楽しむことを支援する重要な役割です。

 

また、サッカーコーチは指導時間以外にも、チーム運営のための事務作業や生徒募集のための広報活動など、多岐にわたる業務を担当することも多いです。

 

サッカーコーチになるには?

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サッカーコーチになるには、一般的にサッカーコーチのライセンスを取得し、その資格に応じたサッカースクールやクラブチームに勤務します。資格を持たずにサッカーコーチをしている場合もありますが、その多くは「地元の少年チームをボランティアで指導する保護者」といった役割に留まるのが現状です。

 

サッカーコーチとして生計を立てるためには、資格を一度取得すればよいわけではなく、積み上げていくことが大切です。また、コーチライセンスを取得するためには一定のプレースキルや指導経験が求められます。

 

サッカーコーチに必要な資格

サッカーコーチになるためには、日本サッカー協会(JFA)が付与するライセンス制度があり、キッズリーダーからS級ライセンスまで、さまざまなレベルの資格が設けられています。これらのライセンスは、指導する対象やレベルに応じて必要とされるもので、サッカーコーチとしての知識や技術、指導能力を証明するものです。

ここでは、サッカーコーチに必要なおもな資格をご紹介します。

 

キッズリーダー

キッズリーダーは、10歳以下の子どもたちにサッカーの楽しさを教えることを目的とした資格です。受講資格は15歳以上で、3時間の講習を修了することで公認されます。講習は実技と講義から構成され、各都道府県のサッカー協会で行われることが一般的です。

プロ指導者よりも、地域クラブの指導者や保護者向けの資格といわれています。

 

JFA D級コーチライセンス

D級コーチライセンスは、おもに12歳以下の子どもたちへのサッカー指導の考え方に触れ、子どもたちが安心して安全にサッカーができる環境づくりとサッカーの楽しさを伝えるために必要な資格です。

公認D級コーチは指導者の養成が目的であり、15歳以上で講習修了と認定テストに合格することで取得できます。おもにアマチュアのサッカークラブのコーチや、サッカースクールの指導員として活動することが一般的です。

 

JFA C級コーチライセンス

C級コーチライセンスは、サッカー指導者の基礎を理解しているレベルの資格です。アマチュアレベルの子どもから大人までを対象にした指導が行えます。C級コーチの資格は、技術・戦術理論、コーチング法、プランニングなどの講習を受講し、実技テストに合格することで取得することが可能です。

また、プロサッカー選手への指導者になるには最低でもC級の資格が求められます。C級ライセンスは「基礎Ⅰ」と位置づけられており、指導者としての基本を学ぶ資格です。そのため、実質的に、サッカー指導者ライセンスのスタート(基礎)となるライセンスだといえるでしょう。

なおB級以上は、1つ下の級を持っていないと受講できませんが、C級は15歳以上であれば誰でも受講可能です。

 

JFA B級コーチライセンス


B級コーチライセンスは、アマチュアチームおよびアマチュアレベルの選手に質の高い指導ができる人材を養成することが目的です。C級コーチからのレベルアップを目指し、全般的な基礎固めができる指導者を養成するためのライセンスで、20歳以上の方が受講できます。

ただし、誰でも受講できるわけではなく、都道府県サッカー協会などからの推薦(トライアルに合格)がないと受けられません。公認B級コーチは高校生以下のチームの監督やコーチ、サッカースクールの指導員として活動できることがレベルの目安です。

 

JFA A級コーチライセンス


A級コーチライセンスは、全国レベルの選手(おもな対象は18歳以上)の指導ができる人材を養成すると同時に、地域・都道府県の指導者のリーダーとなる人材を育成することが目的です。A級ライセンスは、より高度な指導能力が求められる資格だといえます。

公認A級コーチには「ジェネラル」と「U-15/U-12」の2種類があり、受講するためには、B級コーチライセンス取得後1年以上の指導経験があることなどが定められています。

 

JFA S級コーチライセンス


S級コーチライセンスは、JFAが公認するコーチライセンスで最高位の指導者資格です。Jリーグ、WEリーグおよび日本代表(男子、女子)の監督を務めるために必要なライセンスとされています。公認S級コーチライセンスを取得すれば、Jリーグのトップチームや日本代表の監督を務めることが可能です。

S級コーチライセンスを受講するためには、A級コーチライセンス取得後1年以上の指導経験があることなどが定められています。また、ライセンスを認定されるためには、国内で5タームの講習会(60日間以上)や、Jリーグクラブでの研修、海外でのインターンシップなどのカリキュラムを修了する必要があります。

 

■関連記事:S級ライセンス受講中の卒業生紹介ブログ
・前半 https://cupsnet.com/blog/soccercoach/graduate-miyadera-1
・後半 https://cupsnet.com/blog/soccercoach/graduate-miyadera-2

 

■関連動画:S級ライセンス受講中の卒業生

https://youtu.be/MklZBDyMkS4?si=AZNkfOlm71jUotF-

 

■関連動画:Jリーグクラブの監督になるには?
・前半 https://youtu.be/L2abE29vOOQ?si=g3DgvgHfdPwdXe_G
・後半 https://youtu.be/fvympin4wIs?si=a4yiXG8B9yl5hsGh

 

サッカーコーチに求められるスキル・経験

サッカーコーチには、さまざまなスキルや経験が必要です。ここでは、一般的に必要とされるものをご紹介します。

 

指導法

指導法に関しては、チームに帯同しながら学ぶ方法と、書籍や動画などから学ぶ方法があります。実際の試合を観ることで多くの気づきを得たり、指導者向けに出版されている書籍を読んだりすることで、指導の「引き出し」を増やすことが可能です。

 

選手としての実績

選手としての大きな実績は必ずしも必要ではありませんが、経験は非常に有用です。ただし、サッカーを指導することとプレーすることは異なる要素が求められるため、名選手が必ずしも良い指導者になるわけではないでしょう。もちろん、サッカー選手としての実績を持って、Jリーグクラブなどで監督・コーチをしている方も多くいます。

 

英語力

指導者としての地位を築くためには、英語力も重要です。オンラインのスカイプ英会話などを利用して効率よく英語力を身につけることが推奨されています。

 

サッカーコーチの年収・将来性

指導実習サッカーコーチという仕事は、どの程度の年収を得られるのでしょうか。また、今後の見通しも気になるところです。ここでは、サッカーコーチの年収と将来性について解説します。

 

サッカーコーチの一般的な年収傾向

サッカーコーチの年収は、指導するチームのレベルや経験、実績、所属するクラブや組織の規模によって大きく異なります。一般的なサッカースクールのコーチの場合、初任給は約15万円から20万円程度、年収は200万円から300万円程度が相場です。

一方、プロクラブチームのトップチームコーチであれば、年収は500万円から1,200万円程度となることが多いでしょう。

 

プロクラブチームの監督

J1リーグのトップチームの監督は、平均年収が6,000万円ほどと非常に高額です。50代で年俸1億円を実現している人もいます。

 

アマチュアクラブの監督

JFLや地域リーグなどアマチュアクラブの監督の場合、平均年収は350万円から600万円程度です。一般企業の平均年収と大差がない水準だといえます。ただし、タウンクラブの監督・コーチの場合、平均年収はもう少し低くなるでしょう。

 

個人スクールの運営・代表者

個人スクールの運営者や代表者の場合、平均年収は600万円から数千万円と幅広いのが現状です。会員を多く集めるほど年収は高くなりますが、経営は簡単ではなく、挫折するリスクもあります。

 

サッカーコーチの将来性

サッカーコーチの市場価値は、サッカーの人気や競技の発展にともなって向上しています。特に、プロチームでのコーチの報酬は高騰しており、一流のクラブチームや代表チームのコーチは高額な年俸やボーナスを手にすることもあるようです。

 

ただし、一部のトップクラスのコーチとそれ以外のコーチとの間には大きな格差があり、アマチュアレベルでは報酬が限られている現実もあります。サッカーコーチとしてのキャリアを積むためには、ライセンスの取得や経験の積み重ねが重要です。また、サッカーの世界では英語をはじめとする多国語のスキルが求められることも多く、国際的な活動を目指す場合は語学力の向上も求められます。

 

さらに近年は、サッカーコーチの専門化・細分化が進んでいる点も忘れてはいけません。JリーグやWEリーグなどプロリーグのトップチームだけでなく、その下のアカデミーチームなどでも、専任のGKコーチやアナリスト(テクニカルコーチ)の必要性が増してきており、人材も必要とされていまます。

 

まとめ

GKコーチ

サッカーコーチの仕事を行うためには、資格の取得はもちろん、選手としての経験やスキルなどが求められます。サッカー人口が増加したことで、サッカーコーチの需要も増加傾向です。また、Jリーグなどプロチームのサッカーコーチになれば、高年収を得られる可能性もあります。本記事の内容を参考に、サッカーコーチの道を進んでみるのはいかがでしょうか。

 

JAPANサッカーカレッジ(JSC)は、サッカー業界への就職に強い専門学校です。プロの施設に匹敵するグラウンドやトレーニング機材、管理栄養士監修の食事メニューなど、サッカーに集中するための環境を整えています。学生は理論と技術の両面を学び、サッカーコーチ・アナリスト(テクニカルスタッフ)・レフェリーとして即戦力となるスキルを身につけることが可能です。

 

目指せる仕事のフィールドは、以下のとおりです。

 

・Jリーグクラブコーチ(トップ・アカデミー・スクール)
・WEリーグクラブコーチ
・JFL・なでしこリーグ等のサッカークラブコーチ
・海外サッカークラブコーチ
・高校・大学サッカー部コーチ
・アナリスト(テクニカルスタッフ)
・GKコーチ
・JFA公認審判員など

 

また、以下のような資格・検定も取得できます。

 

・JFA公認B級コーチ
・JFA公認C級コーチ
・JFA公認GKレベル1コーチ
・JFA公認キッズリーダー
・JFA公認2級審判員/3級審判員
・JFA公認スポーツマネジャーGRADE2
・高度専門士(サッカーコーチ研究科のみ)など

 

また、年間1,000時間以上の現場実習があり、JFL昇格を目指すJAPANサッカーカレッジのチームや全国大会に出場する中学生チームなどで経験を積めます。また、J1アルビレックス新潟での実習も可能で、プロの現場で経験を積み、即戦力として活躍できる人材を育成しているのが強みです。JAPANサッカーカレッジは、サッカーに情熱を持つ学生にとって理想的な学びの場といえるでしょう。JAPANサッカーカレッジの詳細は、以下でご確認ください。

 

■JAPANサッカーカレッジ コーチ・審判専攻科/サッカーコーチ研究科(サッカーコーチ就職実績掲載あり)
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